エンジンオーバーホールの工程を紹介いたします。
エンジンの中を見ることはほとんど無いと思います。
写真ではわかりにくい所も有ると思いますが、安心して気持ち良い走りができるよう
エンジンをオーバーホールやカスタムを致しております。
エンジン分解

まずはエンジン分解になります。
シリンダーヘッド加工

バルブのシートリングとの当り面をバルブ研磨をしています。


バルブガイド・シートリング交換の取り外し工程です。

バルガイドを新たに製作

シートリングは無鉛対策でリン青銅を使って制作にります。

バルブガイド・シートリングを打ち込みます。

シートカット・摺合せをします。バルブに当りが付いたリングが見えます。

ヘッド加工終了です。
シリンダー加工
今回はボーリング・ホーニングになります。摩耗がひどい場合はスリーブの打ち替えを行います。
加工前と後を見比べ!

ヘッド・シリンダー加工後綺麗になり組み付けを待っています。
クランク

クランクはスラッジの除去・清掃をして、ガタやクリアランス等問題が有れば分解・交換になります。
組み付け

クリアランスなどを確認し、シム調整などをしてエンジンを組んで行きます。
シングルエンジン
エンジン分解

シングルエンジン分解です。構造は基本的にはツインと一緒になります。
組み付け


エンジン組み付けですが、今ではほとんどの車両が12V化をしているので、点火時期の調整も一緒に行います。
その他カスタム

軽量レーシングクランクやバルブ・燃焼室鏡面仕上げ・WPC加工・ピストンモリブデンコーティング等、その他いろんなカスタムも行っています。

フラマグやポイント点火をCDIに変更したり、シングルの12V化で手が掛からず安心して乗って頂けます。