作動部グリスアップについて
走行条件にもよりますが、作動部分の給油を定期的に行う事で操作の作動が軽くなり磨耗が軽減されます。
ブレーキレバー・クラッチレバー・ブレーキペダル・チェンジペダルの作動部にグリスを塗ったり、
クラッチワイヤー・アクセルワイヤーに
専用の道具を使い油を注します。
(ワイヤー類に油を注す際にグリス系を使うと
グリスが固まり動きが悪くなる事が有ります。
又洗浄成分の混ざった物だと
油膜が切れやすくなるので気をつけて下さい)
スイングアームピポット部のニップルにグリスガンで
グリスアップを行う。
グリスガンが重くなりスイングアームとフレームの
間からグリスが出てくれば大丈夫です。
チェーングリスアップ
チェーンにグリスを注す際は、必ず洗浄剤を使うか灯油等をウエスに付けチェーンの汚れを落として、専用のグリスを適量塗って下さい。 塗り過ぎは飛びちり汚れの原因になるだけです
(※必ずエンジンは切って行って下さい)
チェーン調整
チェーンの調整について、良く張りすぎになっている車両が有りますが調整の際、
車両をスタンドを下ろし乗車した状態で張りを確認し、
その時の遊びが2〜3cmを目安にして下さい。
スタンドを掛けたまま張りを確認した場合、スイングアームのタレ角が強く
降ろした際との張りの違いが大きく張り過ぎになります。
スポロケット・チェーンの磨耗だけでなく、
ドライブスポロケット部のOIL漏れ・破損の原因になります。